coaching

何が正解かは『伝え方』で決まる

「自分のサービスの良さがうまく伝えられ
ない!」と悩んだことはありますか?

もし経験がありましたら、是非最後まで
読んで頂きたいと思います。

結論をお話しする前に、ひとつ質問です。
あなたは『ヴィーガンレザー』という名前
を聞いたことはありますか?

エコレザーとも呼ばれてる、合皮の一種
です。

ホンモノの革ではないのですが、
植物由来の素材なので動物保護の観点など
からも支持され、最近はバッグや雑貨など
に広く使われ始めています。

廃棄されるはずのリンゴの皮を使った
アップルレザーという合皮が、地球環境に
配慮した取り組みとして、日本でも注目を
集めています。

あのエルメスも、数年前にキノコ繊維から
作られたマッシュルームレザーなる合皮の
バッグを発表し話題となりました。

動物ではなく、植物由来の素材を使い
地球環境にも優しい。
おまけに合皮の弱点だった表面の劣化も、
格段に改善されています。

ここまで読まれたあなたは、
「じゃあ、これからは動物を守り環境にも
優しいヴィーガンレザー製品を選ぼう!」
と思われたかもしれません。

では次に、動物由来のいわゆる『本革』に
ついて少しお話しをしたいと思います。

バッグや財布などは牛革が使われることが
多いのですが、日本で生産される牛革の
原材料は、多くが北米産の輸入品です。

それはなぜかというと、アメリカは牛肉の
消費量が圧倒的に多いからです。
そう、つまり多くの牛革は食用牛の皮を
使用して加工生産しているのです。

最近は日本でも神戸牛の皮を使用している
と表示する牛革も登場しています。
ステーキなどでお馴染みのあの神戸牛の
ことです。

もちろん革や毛皮を得るためだけに、動物
の命を奪うことは賛成できない行為です。

ですが、食用として消費されたのちに
その皮を加工して革を作り、それを使って
革製品を生産する。
そのこと自体は、古代から続く生きものの
命を尊重しムダなく頂く知恵に通じる行為
だといえます。

更に本革製品の良いところは、愛着を
持って手入れし大切に扱う事で何年も
使用でき、すぐに買い換える必要もあり
ません。
結果的にゴミも減らせる、実は地球に
優しい存在なのです。

ここまで読まれて今度はどう感じられた
でしょうか?

あれ?本革って動物にかわいそうな事を
しているのかと思ったけれど、普段お肉を
食べている自分にとっては、結局のところ
その全部を大切に頂いていることなんだ!
と安心されたかもしれません。

(もちろん、ベジタリアンの方は
ヴィーガンレザー一択だと思いますが)

何がお伝えしたいのかと言いますと、
「結局、地球環境に優しいのはどっち?」
という問いに対しては、どちらも正解だ
ということです。

方向性が違うだけで、合成皮革も本革も
『正解となるストーリー』が充分にある、
ということです。

もしあなたが欲しいハンドバッグが、
全く同じデザインと価格で、
片方が合成皮革、もう片方が本革の製品
の場合、あなたはどちらを選びますか?

そしてその商品を選ぶキッカケは一体
何でしょう?

それは多くの場合、どちらのストーリーに
より共感したかだと思います。

これをあなたのサービスに置き換えてみて
下さい。

あなたのサービスのお客さんや業界共通の
問題やテーマは一体なんでしょうか?

そこを外せないゴールとして設定すると、
そのゴールに結び付く納得と共感を感じる
ストーリーとはどんなものでしょうか?

そこを明確にし、分かりやすく伝えること
ができれば、共感を生み支持される確率は
今よりもずっと上がります。

そして、その反対もしかり。

どんなに素晴らしいサービスでも、その
ストーリーをうまく伝えられなければ、
残念ながら共感されるチャンスはなかなか
訪れないのです。

長くなりましたので、続きはまた次回に
お伝えしたいと思います。

===================

電子書籍を出版しました!
書籍では、私が25年間『自分がやりたい
こと』を仕事にし、独立して働いてきた
経験を活かし、「やりたい仕事で独立し、
やりがいと収入を両立させる方法」
についてお伝えしています。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
書籍のご購入はこちらから

「やりたい仕事で活躍するための秘訣」を
無料のメールマガジンでお伝えしています。
読者様限定セミナーのご案内もしますので
是非ご登録下さい!
(登録購読ともに無料)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ご登録はこちらから