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ディオール展を見て考えた、人がAIに仕事を奪われない方法

東京都現代美術館で開催中のクリスチャン・ディオール展に行って来ました。

事前予約販売を逃した為、当日朝から3時間並んだ末になんとかチケットを入手。(苦笑)
とは言え、それだけのことをしても見る価値のある感動的な素晴らしい展示でした。

会場には、Diorの創始者であるクリスチャン・ディオールから現在のマリア・グラツィア・キウリに至るまで、計7名のデザイナーの代表作が様々なテーマに分かれて展示されています。

それぞれのデザイナーが考え抜いたデザインを、一流の腕を持つお針子さん達がひとつひとつ丁寧に仕上げた、素晴らしい作品の数々が披露されていました。

そして更に、それらの作品を写真家・高木由利子が時間をかけて丁寧に撮影し、建築家・重松象平の空間演出によるインスタレーションを通して、その世界観が見事に表現されています。

ひとりひとりの渾身のアイデアと手仕事による、素晴らしい仕事の積み重ねと融合が生み出す夢のような美しい世界でした。

そんな、人による手仕事に改めて感動する一方で、最近気になるのはデザイン業界にも確実に押し寄せているAIの影響です。

話題のチャットGPTを開発した米国企業オープンAIが開発した画像生成AIの影響が、ファッション業界で早くも話題となっています。

プラットフォームに簡単なキーワードを入力するだけで、ネット上に存在する膨大なイメージの要素を組み合わせ、あっという間に新しいデザインを生み出すことができるのです。

更にそのプラットフォームに画像をアップロードするだけで、アップロードしたアイテムのバリエーションを作らせることも可能です。

これらは、今までデザイナーやMDなどの人間が行ってきた仕事の一部になります。

この話を現役デザイナーのクライアントの方に話したところ「なる早でこの仕事から足を洗いたい」という答えが返ってきました。(苦笑)

果たしてこの流れは私たちの未来にどのような変化を引き起こすのでしょうか?

少なくとも、情報収集をメインとする部署で働いてきた方には確実に影響があるでしょう。

仕事が格段にラクになる代わりに、その部署に必要な人も格段に減ります。

企業にとって一番費用が掛かるのは人件費ですから、コストカットと時間短縮にメリットのあるAIを導入しないはずはありません。
そういった意味でも、今後企業の正社員の数は益々減少する傾向にあることが予想されます

AIの好き嫌いに関わらず、私達はもはやこの流れから逃れることはできないのです。

では、この先一体どうしたら良いのでしょうか?

その答えは、AIなどの情報収集からは決して生まれることのない「発想力」を持ち、そこから生まれるアイデアを実行できる力を身に付けることになります。

それと同時に、企業に属さなくても収入を得られるようになるスキルも今後益々必要となるでしょう。

そのためにも、私のクライアントの皆さんにはセッションやプログラムを通して、時代の流れに左右されない仕事力と発想力を鍛えながら、より高い収入とやりがいの両方を実現していく方法を常にお伝えしています。

AIが当たり前の世の中になれば、当然その反動が来る可能性も考えられます

一度は過去のものになったレコードが再び流行っている現在のように、『HUMAN MADE』や『AI FREE』(ケミカルフリー=「無添加」のAI版)など、人のアイデアと手仕事でのみ生み出されたものが、将来より高いブランド価値を生み出すことも予想されます。

とは言え、やはりそこには高いレベルの完成度を実現する「アイデアとスキル」が要求されます。

私達はこれから更に「人だからこそできる発想力」を鍛え、そこから生まれる「アイデア」で、新たな仕事を生み出していくことがより重要になるのです

そのための覚悟と好奇心を持てる人になり、一緒に楽しみながらAI時代の波を乗りこなしていきましょう。


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