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コーチングとデザインの意外な共通点

「デザインとコーチング、両方の仕事をしているのはなぜですか?」とある方から聞かれました。
ナイス質問です(笑)今回はそのことについてお話ししたいと思います。

「コーチングとは何か」という質問の答えはコーチによって様々だと思いますが、あえて分かりやすく表現すると「誰かのお悩みを解決したり、理想の状態を実現するためのお手伝いをすること」になります。

そして、それはデザインする過程ととても良く似ています。
というかほぼ同じと言って良いでしょう。
では、コーチングとデザインの最大の共通点は何でしょうか?
それは一言で言うと「問題解決と理想の実現」です。

デザインは、「現状の問題解決」や「これがあれば良いのに」という、人と社会にとってより良い理想の状態を提案し、実際にカタチにすることです。
人や環境に配慮したユニバーサルデザインから、個人を楽しませる小さなモノづくりまでの全てがそこに含まれています。

コーチングセッションは「今抱えている問題は何か」を認識し→「理想の状態はどんなものなのか」を具体的にイメージできるようになり→それを実現する方法を見つけて行動し→トライアンドエラーをしながら理想を実現する、という流れになります。

一方デザインする過程も、例えば「PCが入る軽くて使いやすい女性用のバッグが少ない」という現状の課題があり→ではどんなバッグだったら女性が持ちたいだろう?という理想の形をイメージしデザインする→それを実際にサンプルを作りながら試行錯誤し→理想のカタチを作り上げる、という流れになります。

私はかれこれ20年以上デザインの仕事に携わり今に至ります。
その過程で、「問題解決と理想の実現」という一連の考え方と行動は自然と身についてきました。
そのことは今のコーチとしての活動に非常に役立っています。

自分が本当は何が原因で悩んでいるのか?
そして、それを解決した自分が理想とする状態とはどんなものなのか?
それを具体的にイメージすることは、実は一人ではなかなかできないものです。
ましてや、その為の具体的な行動を一人で見つけ行動する、と言うことは更に至難の業になります。
それをサポートし、実現のために伴走することがコーチの役割なのです。

“望む未来は自分で創る”

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